人は怒る生命である。
人は感情を持っている。時には泣いたり、時には怒ったりする。
ところが、霊魂や神を信じる人達の中には、この怒りの感情が霊的に低いと考える人がいるらしい。
怒らないでいる事が人間として成長していると思うようである。
人間としてならば、それで良いかもしれない。しかし、霊的には何の意味もない。
怒って誰かに念を出すのはやめた方が良い。しかしながら、湧いて来る感情に善いも悪いもない。
問題なのは、怒って、どうするのかである。
家族を殺されたら誰でも腹が立つ。怒りは未熟などとは言っていられない。
怒っても、相手を殴るのか、念で苦しめるのか、そうしないのか。
霊的には、そうした部分が大切になるようである。