人は嘘によっても救われる事がある。
例えば、親は子供が悲しまないように、嘘をつく事もある。
状況によっては、嘘も方便なのである。
大切な事をする直前には、子供にとって心が惑うような情報は入れず、終わってから教える。こうした事はよくある事である。
人の心は激しく動く。ショツクを受ければ動揺する。真実を話すタイミングを考えねばならない時がある。
その時点では、知らない方が良い、という事もある。
しかし、霊的な問題は別である。いずれは真実を知らねばならない。
そうでなければ、この世の不幸とは比較にならない不幸が訪れるからである。
霊魂を否定するいかなる考え方も、それらは全て、真実の前では大きな嘘でしかない。