水波霊魂学によるコメント 14 犯罪の加害者

 

 この世では犯罪が起きる。そして、その被害者は加害者を恨む。

 この世の法律では、重大な罪を犯して逮捕されると刑務所に入る事になる。

 実際には、それだけで終わるわけではない。

 刑を終えて刑務所から出て来ると、今度は社会に戻る事になる。

 ただし、それは随分と難しいそうである。なかなか受け入れてくれる会社がないからである。

 仮に、うまく就職できたとしても、被害者の恨みが消えるわけではない。

 被害者はずっと恨みの念を送り続ける事がある。

 こうしたケースでは、加害者は幽体がボロボロになるほどに傷ついてしまう。

 加害者だから仕方がないと思う人もいることであろう。

 ところが、問題はそれだけではない。

 長く念を出し続けていると、そのうち、その念が下の世界から来た霊魂の目に留まってしまうのである。

 霊魂からすると、その念を利用して何かイタズラできないものかと考えてしまう。

 その結果、犯罪とは無関係な誰かに念が当たってしまうのである。

 被害者の家族に当たる事もある。

 被害者が自分の部屋で念を出していると、そこに霊魂がいなくても、念が家族に当たってしまう事がある。

 念を霊魂が見つけると、他の家までも運ばれてしまう。

 この世の事は別として、霊的な面だけを見るならば、念が人々を不幸にする事も考えねばならない。

 

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