Q1
霊魂を信じる人の中には、動物を食べてはいけない、という人がいますが、霊魂学的にはどうですか?
A1
本当は、何も食べてはいけません。
人間であれ、他の動物であれ、皆、何かを食べて生きています。食べないと死んでしまいます。死ぬのは嫌ですから、皆、食べます。死を考える以前に、空腹に耐えられません。
ましてや、自分の子供がお腹を空かせていたら、食べ物を与えたいと思わない親は普通はいません。
つまり、肉体の本能なので食べるのは仕方がないのです。
食べなくても空腹にならず、死にもしないのであれば、食べない方が良いのです。
実際、死後の世界では食べません。食べなくても生きられるからです。
食べられたい生き物はいません。皆、殺されたくありません。生き物がかわいそうですから、食べない方が良いのです。ですが、肉体を持ったら、食べるしかありません。
Q2
植物だけを食べれば良いのではないですか?
A2
違います。
植物も、動物も皆、霊的な生命です。
動物と同じで、植物も死後は幽質の世界に入ります。死にたくないのは同じなのです。
ただ、植物の身体には脳のような意識を表現する器官がありません。その為に、動物と違う扱いをされるのです。
ですが、意識に当たるものはあります。(水波霊魂学で言う『霊』)ただ、それを表現できないのです。
ですから、霊的には、動物も、植物も、同じです。動物を食べなくても、植物を食べれば同じ事す。
結局、何か食べるしかない、という事になります。