水波霊魂学では神社神道とは異なる見解を持っています。
水波霊魂学は高貴な霊魂のご指導による用語を使用しています。
ですから、祓はハライであり、ハラエとは言いません。
禊は古事記や日本書紀が成立する前からあったもので、文献に現れた頃には、すでに霊的、神的な意味は薄れていたと思われます。
神伝禊法のように、禊は本来、「性質の低い幽気」という霊的な気を除去し、人間の霊的に高級な、更には、高貴な部分を甦らせる事を目的としています。
祓は、自分以外の誰か、もしくは何かの、低い幽気を除去する事を目的として行ないます。
禊は自分で作法し、自分で穢れを取ります。
祓は他者(物)に対して行ない、他者(物)の穢れを取ります。
ですから、水波霊魂学には、禊祓い、というような、禊と祓を一緒にした用語はありません。