神は目に見えない。いるのか、いないのかすら、分からない。
だから、多くの人は無神論になるのかもしれない。
しかし、目に見えなくても存在しているものもある。
結局、科学で発見できないから神を信じないのかもしれない。
いずれにしても、目に見えず聞こえもしない神を信じるのは難しい事なのかもしれない。
それでも、人は神を信じる。
それは、子供の頃から親に教えられてきたから、という人もいるし、何か、奇跡のような体験をしたから、という人もいるであろう。
祈ったら御利益があった、という事なのかもしれない。
しかし、考えてみれば、奇跡のような体験をしたからといっても、それで神がいるとは限らない。
奇跡の主が霊魂なのかもしれないからである。
親に言われなくても、奇跡を体験しなくても、人は神を信じられるのであった。
それは、人間が霊的な生命だからである。