5章 1 太陽と月Ⅰ

太陽と月は、この世の人間にとっては昼の光と夜の光であった。

それは、信仰の対象になり、祈りが向く対象であれば、霊的な目印となり得た。

しかし、太陽と違って月は霊魂集団というほどの大勢の霊魂は関与しなかった。

それは、昔の人は夜が明ければ起きて、暗くなれば家に入る人が多かったからなのかもしれない。

ただ、霊的な目印になり得るのは確かであった。

 

太陽も月も、時代の流れと共に、信仰対象でなくなってしまった。

しかし、本当は秘められた力を持っていた。

 

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