10 神伝の法の指導

神伝禊法や神伝鎮魂法は誰が教えているのですか?

会員の中でも特に熱心で、一定の段階まで修行している人です。

 

指導は誰にでもできますか?

一定の段階にある人であれば可能です。

例えば、神伝禊法の初伝合宿を指導する場合は、神伝禊法の中伝程度の修行経験が要ります。

契山館の場合は、指導を担当する人を募集します。

応募してくださった人の中から、3名程度の人を選びます。

 

どんな人が選ばれますか?

真面目で真剣な人です。

不真面目な人では困ります。

合宿の指導は大変だからです。

 

どんな所が大変なのですか?

指導担当者に選ばれると、正確に作法を教えなくてはいけません。

見本が間違えると、参加者が全員間違えるからです。

神伝の法は細かい作法が重要になります。

拍手の仕方一つでも、上の段階に行くにしたがって、要求されるレベルが上がっていきます。

ですから、指導を担当する人同士で、事前に打ち合わせをする事があります。

指導を担当する人は大変疲れます。

以前、4泊や3泊の時は、指導担当者は全員クタクタでした。

それでも奉仕する気持ちがありました。

素晴らしい人達です。

 

奉仕なのですか?

そうです。

本来であれば法人からお礼を出したいのですが、小さい会なので力がありません。

宗教法人ではないので、税金の支払いが待っています。

 

神霊に仕える気持ちが必要なのですね。

そうです。

高貴な霊魂方に気持ちが通じる事が合宿の成功に繋がります。

 

参加者にもそうした気持ちが必要ですか?

そうした気持ちがあれば理想です。

ですが、初心者は無我夢中です。

修行の次第を覚えなくてはなりません。

他の事を考えている余裕はあまりありません。

中伝になる頃には、そうした気持ちが欲しいところです。

 

分かりました。

 

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