5神伝の法の神秘

 

Q 神伝の法を行なうと、他にも良い事がありますか?

A 霊的に高級、あるいは高貴な霊魂との接点ができますので、幽体の意識の奥にあるより成長した心理が甦ったり、霊体の心理の影響が強くなり、肉体の脳を使用している意識にも影響が出ます。

 もともと、人は信仰心が内在しています。

 それは幽体が重なっているからです。肉体の脳だけであれば神や高級霊魂とは接点がありませんから、親や周囲から学ばないと信仰心は出て来ません。

 ですが、人間には幽体の意識があります。幽体はこの世に生まれる前は霊魂の世界にいました。ですから、霊魂の実在は当たり前なのです。

 つまり、神伝の法で幽体の意識のより成長した部分が甦ると、信仰心が湧いて来ます。

 幽体が成長すると、信仰心が強くなるのです。

 その為、霊魂の世界でも上の世界に行くほど、霊魂は信仰心が強いのです。

 神霊や高貴な存在に対する信仰心は、人間の魂の本質とも言えます。

 神伝の法は人間の魂の本質を表現させるのです。

 

Q では、真面目に修行を行ない、初伝、次伝、中伝と進んでいけば、信仰心は強くなるのですね?

A そうです。

 それが正しい修行者の姿です。

 正しい修行者以外は別です。

 例えば、神伝の法を行なっていても、他の神秘思想を信じている人には、異なる結果が出ます。

 初めから神霊を信じていない人の場合は、当然、信じている人とは違う結果になります。

 

Q 神伝の法を行なう時に降神の式がありますが、その時、どんな霊魂やどんな力が降りるのですか?

A それは一回一回違います。

 その時の参加者の状態の善し悪しが大きな差を生みます。

 参加者の質に影響を受けます。

 

Q どんな質ですか?

A 信仰心です。

 神霊に対する態度や心持ちです。

 無礼な人がいれば、降りる力も小さくなります。

 高貴な存在に対する無礼がない人ばかりであれば、より高貴な力が降ります。

 

Q 神伝の法の神秘について教えてください。

A 神伝の法は神秘そのものです。

 同じ場所で、同じ次第で、同じメンバーで行なっても、霊的な状況が変わります。

 参加者が同じでも、一日経つと変化しているからです。

 合宿の初日には浮いていなかった心理が幽体の中で自己主張していたり、霊体の存在感が増していたりするのです。

 そうした事が参加者全員の中で起きています。

 それぞれの守護霊や指導霊は、それを見て、より良い修行になる為に動きます。

 更には、それを見て合宿の指導霊団も活動しますから、状況は毎日変わるのです。

 例えば、ある参加者は、心の中で別の参加者に対して、自分の方が霊的な分野の知識が深い、と言いたくなっていました。

 自分を上に見て欲しかったのです。

 その参加者の指導霊は困りました。

 修行の合間に、その参加者が隣の人に念を出したからです。

 相手の人の指導霊に対して申し訳が立ちません。

 念を出された参加者は幽体に衝撃を受けていますから、このままでは、修行の成果が小さくなってしまいます。

 合宿の指導霊から人間の側の創始者に連絡が入りました。

 念を受けた参加者が禊の場に入った時、創始者が手を打ちました。

 念を出された参加者は、終了時には大きく飛躍していました。

 創始者の指示で専門の霊魂が動き、何かが起きたのです。

 何が起きたのか、他の霊魂には分かりませんでした。

 神伝の法には、霊魂という心を持つ存在が関わっています。その心が判断する事により、良く分からない事が起きるのでした。

 

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