Q 神伝禊法とは、どんな修行法ですか?
A 日本古来の修行法が富士の神霊のご意思で、現代人の為の修行法として生まれ変わったものです。
Q 海や川に入る禊と、どう違うのですか?
A 神伝禊法も初めて示された次第は、川で行なう水の禊法でした。
ですが、時代の流れと共に、外で行なう事が難しくなりましたので、室内で行ない得る禊法に変更になりました。
Q 成果が下がりませんか?
A 下がりません。
むしろ、成果が上がります。
外で行なうと、いろいろな人達の視界に入ります。そうした人達の中には、「宗教的なものが大嫌いだ」と、言う人もいます。
そうなると、禊を行なう人に向かって攻撃的な念が飛んで来るのです。
これでは、禊の成果も小さくなる恐れがあります。
ですから、室内の方が成果は出やすいのです。
Q 室内ではどのような禊を行なうのですか?
A 五段階の禊法があります。
まずは風の禊法、次には光の禊法です。
最初に示された禊法は、初伝が水の禊法、次伝が火の禊法でした。
その後、全て室内で行なう事になり、新しい体系が示されました。
Q 風の禊というのはどんな禊ですか?
A 室内ですから人工的に風を作って行ないます。
この禊法は川や海がない国でもできます。ですから、世界中の人に可能な禊法なのです。
Q 日本で行なわれている、水に入ったり、水を被ったりするものとの、根本的な違い何ですか?
A 指導霊を意識するのか、しないのか、の違いです。
例えば、ある人は、川に入って何やら言葉を唱えながら、しばらく水の中に体を沈めていました。少しでも長く入っていた方が良いと思っているのでしょう。
ですが、こうした禊では指導霊の力は入りません。
言葉を唱えながら水の中に長く入ってはいけないのです。
また、水に入る前に気合いを入れて力んではいけません。寒い時期には気合いを入れないと寒さに負けてしまいます。ですから、大きい声の一つも出したくなります。
ですが、それでは、高貴な霊魂に向かう事はできません。
禊法は水に入る時には、心が静まっていなければならないのです。
寒さに対抗していると、心も体も力を発揮しています。そうした状態では、霊的な意識も、霊的な身体も、力を発揮できないのです。
昔からある禊は指導霊の協力が得にくいのです。
ですから、現代では霊的な力は無いのです。
Q 神伝禊法を行なうと、どんな変化があるのですか?
A 霊的な部分に大きな変化が出ます。
まず、神伝禊法を行なう時には、指導を担当する人が霊的な儀式を行ないます。そこに神霊に仕える高貴な霊魂をお呼びします。
禊法に関わる指導霊団がその場に高級な幽気を降ろします。
ただし、高級な幽気は物質の世界にはとどまりにくい性質を持っています。時間が経つと、消失してしまうのです。元々、上の世界にあった幽気だからです。
ましてや、霊気は、物質の世界に現れても、すぐに消えてしまいます。
そこで、禊法の参加者達は決められた作法を行ないます。
次第のとおりに行なう事によって、高級な幽気が参加者の幽体を清める事ができるのです。
作法を間違えていては、成果は小さくなります。
幽体には様々な穢れが付いています。穢れた幽気が付いている人が大勢います。付いていない人の方が珍しいと言えます。
そうした低い幽気が付いていると、下の世界から来た霊魂にイタズラされる恐れがあります。ですから、神伝禊法を行なう事によって、下の世界の霊魂から身を守る事ができるのです。
また、幽体には意識があります。
これに関しては、本がたくさんありますので読んでください。
簡単に言えば、幽体は肉体と重なっているので脳と全く同じ機能があります。そのため、幽体にも意識が生じているのです。
実は、その幽体の意識の奥に過去世の心理が潜在しているのです。
そうした過去の心理が肉体の意識にも影響を与えています。重なっているからです。
人によっては、過去世の心理の影響を受けて罪を犯してしまったり、過剰に心理が苦悩する人がいます。
神伝禊法によって幽体に高級な幽気が入って来ると、幽体の意識の奥が癒されていきます。その結果、過去世の心理の人生に対する悪影響が小さくなるのです。
つまり、霊的に綺麗になるだけではなく、邪悪な霊魂や意識の奥の影響による不幸が小さくなるのです。
そして、それこそが魂の全体としての進歩なのです。
肉体の脳を使用している意識のみが魂ではありません。心の奥には何回も生きた過去世の心理が眠っています。これも、自分の魂なのです。
死後の世界で使用する幽体を綺麗にしますから、死後の世界に入る時には、当然、上の世界に入りやすくなります。