Q1
霊的身体とは何ですか?
A1
肉体以外の霊的な身体です。
神智学やスピリチュアリズムなどでは、人間には肉体以外に霊的な身体をあると主張しています。
水波霊魂学でも霊的身体の実在を主張しています。
ところが、それらの主張は一致していません。
複数の霊的身体があるという説もあれば、霊的身体は一つだけだという説もあります。
水波霊魂学では複数ある、と主張しています。
Q2
では、どの説が正しいのですか?
A2
それが問題なのです。
一致していれば良いのですが、不一致の場合は、正しい説と間違った説がある事になりますから、対立してしまう場合があります。
実際、神智学の信奉者とシルバーバーチの信奉者とでは対立があるようです。
どちらかはニセモノなのですから、それは当然の事です。
Q3
決着はつかないのですか?
A3
つきません。
科学ではないからです。
科学は誰が実験しても同じ結論になります。一つの説が登場すると、他の学者もそれを検証して、ようやく正しいという事になります。
ですが、神智学も、スピリチュアリズムも、水波霊魂学も、しょせんは科学ではありません。オカルトと呼ばれたり、宗教と呼ばれたりする分野です。
なぜならば、勝手に言い張っているだけで、誰も検証できないからです。
ですから、結論は出ません。
論理的にこうだとか、こっちの方が合理的だとか、そんな事をいくら言っても、何の証明にもなりません。実際に、それが実在するのだと、示す事ができません。
例えば、どこかの星に水がある、という説があったとします。
無い、という説もあります。
両者は議論しますが、共に決して譲りません。どちらも証明できないからです。
ですが、答えは一つ、あります。
答えは、実際に行って見てみれば分かるのです。
科学はいずれ、それを発見できる可能性はあります。将来、行く事ができるかもしれないからです。
現場を見なければ結論は出ません。ですから、霊的な分野は永遠に決着がつかないのです。
霊的身体であれ、何であれ、神秘学の研究者達は、どの説が正しいのかと頭で考えています。ですが、頭では分からないのです。
霊的な次元が異なる分野だからです。
それを知るには、同じ次元の霊的存在に聞くしかありません。彼らならば実際に見る事ができるからです。
という事は、それを知る霊的な存在から、より正確に聞く事ができるか否か、それこそが真実に近付く事になるのです。
Q4
霊的な視力で見る、という事はできないのですか?
A4
無理です。
霊的身体は複数ある、と主張する説の場合は、それぞれに霊的身体の次元が異なっている、という説です。
そうなると、霊視者は一つの次元ではなく、複数の次元が霊的な視覚で見える、という事でないといけません。
また、一つしかない、という説も、実際には、身体に霊的な高低があるという説です。霊的身体も進化して行く、というような説になっています。
そうなると、やはり、霊的な視力は上から下まで見えなくてはなりません。
そうした事を視力に求めるのは無理です。
なぜならば、結局、肉体の脳で視覚する事になるからです。霊的な何かを見たとしても、それを最終的に見たと感じるのは結局、肉体の脳だからです。
肉体の脳は物質ですから、物質以外の霊的な次元のものを正確に脳内で再現するなど不可能です。
イメージや、印象にとどまります。
ですから、霊的知覚で見る事はできません。
結局、より正しい霊媒現象を起こすしかないのです。
Q5
では、正しいのは水波霊魂学になりますね?
A5
そうです。
シルバーバーチはニセモノ霊媒ですし、神智学のブラヴァツキーも霊媒としてはインチキであると報告されてしまうレベルですから、霊媒能力は高くありません。
Q6
水波霊魂学の霊的身体は三種類ですか?
A6
いいえ、一般の人は二種類です。
幽体と霊体は誰にでもあります。神体は普通の人にはありません。
更に言えば、幽体は肉体と重なっていますが、霊体は重なっていません。