水波霊魂学Q&A 53 神が戦争を止める

 


 人間同士が戦争を起こした時、大勢の犠牲者が出ます。どうして、神は戦争を止めないのですか?


 できないからです。

 

 まず、神という言葉の定義が問題になります。
 水波霊魂学で言う神は、神霊といって、霊的生命体としての最高位の存在です。
 神霊は神質の世界に住んでいます。
 神質の世界は、残念ながら、高貴すぎる世界ですので、普通は物質の世界との接点はありません。
 ですから、物質の世界に直接干渉する事はありません。出来ないのです。

 

 物質の世界が接点を持っている霊的な世界は、幽質の世界です。
 ですが、幽質の世界のほんの一部だけしか接点がありません。

 

 ですから、水波霊魂学で言う幽質界の霊魂であっても、なかなか物質の世界には干渉できません。
 幽質界の霊魂は幽体の存在です。幽体の視力ですから、物質の世界の事は、人間と同じようには見えていませんし、物質界の事情もよく分かっていません。
 ですから幽質界の霊魂であっても、物質の世界の戦争をくい止める事はなかなかできません。

 


 では、戦争を起こす事はできますか?


 簡単ではありません。
 ですが、止めるよりは楽にできます。
 この世の人間の意識に悪い影響を与える事が得意な霊魂もいるからです。

 


 では、この世の人間が努力するしかありませんね?


 物質の世界は人間が支配しています。
 神様の指示の通りに生きる気持ちもないのに、都合の良い時だけ頼ろうとするのは良い事とは言えません。

 

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