4章 3 富士への期待Ⅲ

日本の歴史が流れていった。

太陽信仰が消えた。しかし、霊山信仰は完全には消えなかった。

仏教の信者の中にも、霊山を信仰する者がいたからである。

日本の宗教は仏教と神道が一緒になった時代があった。

日本の霊山は仏教信者にとっても霊山になっていた。

そこに真面目で真剣な思いが集まれば、それを応援する霊魂が現れるのであった。

 

本来、霊山信仰は神社神道という宗教ではない。

それ以前からある霊的な信仰である。仏教も神社神道も関係ないのであった。

 

日本では太陽信仰が消えたが、霊山信仰は細々と残った。

そうであれば、まだ火は消えていない。

太陽神の霊魂集団は活動出来なくなっていたが、霊魂達の思いは消えていなかった。

太陽が駄目でも霊山であれば、霊的な力を発揮し得るかもしれない。

 

太陽神の霊魂集団は、日本の霊山信仰に期待するのであった。

 

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