霊能力者 1 本物の霊能力者

本物の霊能力者は何でも分かるのですか?

本物の場合は分かる事はあまりありません。

一般の人達は勘違いしています。

霊視ができる人は何でも分かるはずだ、と思っている人が大勢いるようです。

霊視などを行なう人が質問に答えられないと、「ニセモノだ。」と、言う人もいます。

ですが、それは大きな間違いです。

霊視などを行なう人は神様ではありません。まず、それを知る必要があります。

以前のテレビ番組には、霊視を行なう人がゲストの人を霊視して、家の玄関の様子を言い当てたり、いろいろな事を言い当てる、という番組があったそうです。

そうした番組が、霊視に対する勘違いを生んでいるのではないかと思います。

本当に霊視ができる人は、ゲストの家の中など分かりません。分かるとすれば、事前に自分のスタッフを使って、ゲストの家を調べるしかありません。

それでは、ニセモノです。

 

本物なのに、どうして分からないのですか?

人間は目に映るものしか見えません。

霊視者の目も同じです。他人の家の中など見えません。

仮に、霊的な目があっても、同じです。ゲストの家がどこにあるのかなど分かりません。ですから、分かるはずがないのです。

つまり、霊視というのは、本来、霊的なものが見え得るのです。物質の世界について聞かれても、分からなくて当たり前なのです。

霊視者はゲストの霊的な部分を見るのです。

 

霊的な部分というのは、具体的にはどんな事ですか?

後ろにイタズラ好きな霊魂がいる場合です。

そうした霊魂を見る事は有り得ます。

ですが、正確な姿ではありません。

 

正確には見えないのですか?

霊視者が見るのはイメージです。

人間の脳には霊魂を見る機能はありません。

見えるはずがありません。

それでも、見えるというのは、夢を見るのと似ているのです。

夢を見ている時はいろいろな物を見ますし、いろいろな人が登場します。ですが、その登場人物は、実際にはその場にいません。

それでも、夢の中ではそこにいますし、姿も見えます。

本人には見えているのです。

夢は寝ている時に見ますが、それを起きている時に見る人が、本物の霊視者なのです。

ですから、見えている映像と実際の映像が同じではないのです。

簡単に説明しますと、本物の霊能力者の背後には専門の霊魂が付いています。

その霊魂が霊視ができる人に映像を見せるのです。

テクニックは霊魂によりますが、一番多いのは、霊視者の幽体に霊魂が念じるのです。

霊魂の世界では強い思いは相手に届きます。

霊視者の幽体は霊魂の世界で使用する身体です。霊魂も幽体の人間です。

ですから、お互いの幽体の性質が近い場合は、霊魂の思いが霊視者の幽体に伝わるのです。

霊魂の世界であれば、これでコミュニケーションが成立します。

ところが、この世の人間は物質の肉体で生きています。

ですから、物質の肉体を使用している人間には伝わらないのです。

しかし、霊視者の幽体には伝わりますから、幽体に伝わったビジョンを、肉体の脳が感知すれば、霊視が成立するのです。

ですから、正確なビジョンを見る事は無理です。

 

霊視者はそうした事を知っていますか?

知りません。

ですから、霊視者に難しい事を質問してはいけません。

彼らは自分の持つ知識で回答するだけなのです。

霊視者はそれぞれのテクニックで、見ようとしているだけなのです。

難しい事は分かりません。

 

では、霊能力者に分かる事はあまりないのではありませんか?

そうです。

霊能力者とか、霊視者とか、呼ばれる人の背後にいる霊魂が分かる事だけです。

ですが、何度か通うと分かる事が増えます。

霊魂が相談者の家に付いて行って調べたり、相談者にイタズラしている霊魂に相談者の情報を聞いて、それを霊視者に伝達すれば、当った、という事になって、相談者から信頼されるからです。

ですが、そうした事を行う霊魂は、基本的には倫理的な霊魂ではないので、いずれ、相談者が不幸になります。

 

では、当てる霊能力者には近寄ってはいけませんね。

A もちろんです。

 

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