Q
霊能力者と霊視ができると思っている一般人は、どこが違うのですか?
A
まず、演技の人は省きます。
その上で、多少なりとも見えている人について語ります。
一般の人で霊魂が見えるという人は、基本的に脳内部の不調です。
ですが、霊能力者で見えるという人は病気ではありません。
霊能力者と病気の人との違いは、必要に応じて見えるかどうか、という点なのです。
普通に学校に行っていたり、会社に行っていたりする人が、友達を見て、突然、「あなたに女性の霊魂が憑いている。」と、言う場合は、その時、それが見えたから言っています。
霊能力者の場合は、基本的には、依頼者からお金をもらって依頼者を見ます。その時にあなたには女性の霊魂が憑いている、という事になるのです。
お客さんがいない時に、見えた、という人は嘘か幻覚です。霊能力者ではありません。
Q
どうしてですか?
A
霊能力者はプロです。
霊能力者も人間ですから、脳に霊魂を見る機能はありません。
それが本当に見えるという場合は、背後に霊魂がいて何かしら見えるように細工するからなのです。
「霊能力者1」でも述べましたが、脳は実際には見ていなくても、見えた気になる事ができます。
夢を見ている時は、現実ではありませんが見えています。
要するに、目を通して視覚しなくても、脳が見えた気になれば良いのです。
霊魂が何かしらビジョンを作って、霊能力者がそれを見たと思えるかどうかが霊魂の技術なのです。
ですから、霊能力者が本物である場合は、技術のある霊魂が背後にいて、ビジョンを見せています。
という事は、霊魂は何かしら楽しみがなければ、そんな技術は使わないのです。
日常的に見せたりはしません。
依頼者がいる場合が基本です。霊能力者はそれでお金が入ります。霊魂は依頼者の幽体をイタズラして、イタズラしやすい幽体であれば、跡をつけて家まで行くのです。
つまり、日常的に見える人は脳の病気、仕事の時に見えるのが本物の霊視なのです。
ですが、本物であっても、霊魂が側にいない日があれば何も見えません。
霊能力者は焦ります。それでもお金を受け取ったからには、何かそれらしい事を言わねばなりません。
プロはそうした時が勝負になるのです。
依頼者の服装や方言、いろいろな観察をしていくうちに、自分の人生経験から、「あなたは冷え性ですか?」と、尋ねます。
そうすると、何割かの人は、当たりました、と答えてくれます。
プロの霊能力者になるには、人間としての経験と話術が必要なのです。

