4霊媒現象の研究の価値

 

Q1
 かつて行なわれた霊媒現象の研究は、何一つ価値がなかったのですか?

A1
 結果だけを見れば、ニセモノを世に出すきっかけを作っただけです。

 彼らは何一つ役に立っていません。霊的な真実から見れば、害を撒き散らしただけです。
 本物の霊媒現象を起こすという事は、実は物凄く難しく、通信を送る霊魂にすらメカニズムはよく分からないのです。
 霊魂にすら分からない事を、この世の人間が分かるはずがありません。

 

Q2
 どうして分からないのですか?

A2
 霊魂は人間の肉体や脳が見えないからです。

 どうすれば、霊魂の意図のとおりに、霊媒が話したり、書いたりするのかが分からないのです。
 だから、大変に難しいのです。
 簡単ならば、誰にでも霊媒現象が起きます。

 例えば、霊魂は人間に話しかけたとします。ですが、人間は気付きません。
 耳元で囁きます。それでも、人間は気付きません。
 そこで、今度は人間の幽体を押し退けて、身体内に入ろうとするのです。
 ですが、人間の肉体と幽体は『間気』という気で接着しています。うまく入れません。
 それでも、何度もやっているうちに成功するのです。
 いわゆる憑依です。

 ですが、入ってはみたものの、霊魂の思い通りにはなりません。他人の肉体や脳を使用するのはとても困難だからです。
 霊魂は幽体です。霊魂の幽体が動こうとしても、肉体を動かすのは人間の肉体の脳です。決して、霊魂の思い通りにはならないのです。

 そこで、今度は身体の外に出て、何かできないものかと悩むのです。
 何もできないと分かると、大抵の霊魂は諦めます。

 ところが、噂を聞くのです。霊媒という人間がいて、人間の幽体に話しかけると、書いたり、話したりするというのです。
 そして、霊媒の元に走るのです。

 霊媒は特殊な条件を満たした人です。
 霊魂が霊媒の幽体を見て、幽体の頭部に話しかけると、多少はズレますが、ある程度、言いたい事を話してくれるのです。
 どうしてなのかは霊魂には全く分かりません。

 それが現実の霊媒現象なのです。

 

Q3
 では、普通の霊媒と、高級霊魂の通信を得る霊媒とは、どのように違うのですか?

A3
 まるで違います。

 何しろ、普通の霊媒は難しい事は分かりません。

 それでも、勉強していて、神秘的な知識が多い霊媒は違います。肉体の脳に情報が詰まっています。幽体の意識も知っています。
 そうした知識が利用されて、霊言や自動書記が起きるのです。

 ですが、知識の範囲内ですから、正しい通信はできません。
 霊魂が、「再生はある」と、話させようとすると、霊媒は、どうした訳か、「輪廻転生する」と、言ってしまったりするのです。
 霊媒の知識の産物です。

 ですから、普通の霊媒では高度な内容の通信は無理なのです。
 大抵の場合は、それまでの思想や宗教や神秘哲学の知識を霊媒がアレンジした話になってしまいます。
 例えば、霊媒がグループソウルという説を勉強していると、霊魂が何を言っても、すぐにグループソウルと話したり、書いたりしてしまうのです。
 脳がそのように指示するようです。

 

Q4
 では、高級霊魂による霊媒現象の実際は、どのようなのですか?

A4
 神秘そのものです。

 どのようなメカニズムなのかは、良く分かりません。
 脳の記憶とか、潜在意識とか、そうしたレベルの問題ではなくなります。

 まず、幽体の存在である高級霊魂が、周辺に高級な幽気を集めます。
 高級な幽気によって、複数の霊魂達が幽体の状態をベストにします。
 通信内容を決める霊魂は、話したり書いたりする通信担当の霊魂と打ち合わせをします。
 妨害を防ぐ霊魂が複数で周りを防備します。

 通信担当の霊魂が想念を発します。
 その時、なぜか、霊媒の肉体の脳を使用する意識が、異議を唱えたり、賛同したりするのです。

 次から次へと想念が送られて来ますが、霊媒の肉体の脳を使用する意識が許可したものだけが言葉や文章になるのです。
 霊媒の幽体の意識がどのように動いているのかは、誰にも分かりません。
 霊魂にも、霊媒にも、見えないからです。

 実は、これだけでは済まないのです。
 高貴な霊魂からの通信の場合は、これに霊体が加わるからです。
 霊媒の霊体の意識が納得しないと、言葉や文章にならないのです。
 幽体の霊魂には霊体が見えませんから、何が起こっているのか、見当も付かないのです。
 イエス師のような霊体の霊魂が関わった通信の場合は、人間も、霊魂も、真剣勝負です。雑音一つで、失敗してしまいます。
 大きな音がすると、霊媒の肉体の脳が反応してしまい、霊媒現象が崩れてしまうのです。
 高貴な霊魂が関与する霊媒現象の場合は、室内の音、室外の音、室内の温度、照明の具合、そうした事の一つ一つが、成功のカギを握ってしまいます。
 霊媒が肉体の脳を持っているからです。

 高度な霊媒現象を起こすには、疑いを持つ人が側にいても失敗しかねません。
 疑いの念が邪魔になるからです。

 ですから、いわゆる研究者では、高度な霊媒研究は無理なのです。
 研究者はある程度は疑う目を持っていないといけません。信じ込んでは研究になりません。
 ですが、それでは、高貴な霊媒現象は起きません。

 本物の高貴な霊媒現象は、宗教的な環境で、信じる人達だけの空間でしか起きないのです。

 それが霊的な法則なのです。

 

Q5
 では、霊魂の分野では研究者は不要ですね?

A5
 不要です。

 少なくとも、真実を知りたいのであれば、科学的な検証よりも、宗教的な空間が必要です。高級な、あるいは高貴な霊魂現象が起きないと、真実は分からないからです。

 

少し専門的な話へ戻る

タイトルとURLをコピーしました