Q 心霊現象や霊媒を研究して、霊的な真実が分かりますか?
A 分かりません。
心霊現象をいくら研究しても、現時点では科学では分からない、という現象が稀にある、というだけで、それで、死後の世界や霊魂の実在を証明できる訳ではありません。
ましてや、霊的な真実など分かるはずがありません。
霊媒を研究するといっても、霊媒に関与する霊魂が見えないのですから、正しい結論には至りません。
霊界通信と称する本を読んでも、何も分かりません。
霊界通信と呼ばれるのは、霊媒が語った言葉や霊媒が書いた文章です。現場にもいないのに、本物、偽物は言えません。
本物かどうかも分からないのに、本を読んでも何が正しいのかは、まるで分かりません。
本物の霊媒現象は大変複雑です。その実際を知らない限り、ただ本を読んでも、何が正しいのかなど判断できません。
シルバーバーチのようなニセモノに騙されるのが関の山です。
Q では、どうすれば良いのですか?
A 人には霊的な感性が備わっています。幽体と霊体があります。そうした感性によって高級なものを直感できるか否かにかかっています。
Q 理性を働かせても駄目ですか?
A 理性は肉体の脳を使用している意識の産物です。霊的な直感ではありません。
例えて言えば、足し算、割り算、と進んで行って、因数分解に至るのです。
どこまで行っても物質の脳の範囲内です。
理性は大切ですが、霊的な真実を捉える事はできません。
霊的な真実には、霊体の意識が成長しない限り、近づく事もできません。
一般の人は霊体が未成熟です。
ですから、まずは、幽体の意識の高級な部分、もしくは肉体の脳を使用している『霊』、そうしたものが、何かのきっかけで、霊的に高級なものを直感し、自然に引かれていく、という状態が理想です。
Q では、霊的な真実を知る為には、霊的な感性を磨く必要があるのですね?
具体的には、どうすれば良いのですか?
A 神伝の法しかありません。
神伝の法を学び、日々、行ない、霊的な身体と霊的な意識を成長させるしかありません。
そうなれば、頭だけの知識ではなくなります。
幽体の意識の高級な部分や、霊体の意識の思いが、高級な霊的存在を感じるようになりますから、神伝の法の実習者は、理屈は難しくて分からなくても、何が正しいのかは直感するようになります。
感じるようになるからです。
本だけ読んでいても、何一つ分かりません。
霊的な分野は、本来、物質の脳の範囲外だからです。
Q 霊的な修行法の成果がない人には、霊的な感性は生じないのですか?
A そうです。
一般の人達の言う霊的な感性は、いわゆる霊感です。
霊感は、ここで言う霊的な感性ではありません。
いわゆる霊感は、肉体の脳が感知するものです。霊的な意識や感性とは別です。
真の霊的な感性とは、幽体や霊体の成長から生じるものです。
☆今回は、霊的な勉強をいくらしても、神伝の法なしでは真実には至らない事が分かりました。