神伝禊法は最初に水の禊を行なってきた。
川などを利用して行なっていた。
ところが、今ではそれをやめて別の禊に変えた。
時代が変わると禊も変わるのであった。
川も工事でどんどん形状が変わる。釣人がいればその場所は使えない。キャンプの人がいても無理である。
参加者の休日は決まっているのに台風が来たりする。
更に言えば、世界には水の少ない地域もある。水の禊に代わる禊が必要な時代が来たのである。
神伝禊法は高貴な霊魂との契約で出来ている。その背後には神霊が控えておられる。
よって、水から別の禊に変えるのも、人間だけの判断で決められる事ではない。
神霊は目に見えない。それでも、それを前提で禊を行なう時、意識のどこかから信仰心が浮き上がるようであった。