3章 3 神社

時代は更に進んだ。

日本にはたくさんの神社が出来た。神社には神様が祭られていた。

その神様がどんな神様で、誰の事なのか、高貴な霊魂方にはまるで分からなかった。

 

そして、とうとう不思議な事が起きた。天照大神という女性の神が太陽神だと言うのであった。

男性の神だという説もあるらしいが、とにかく太陽神に名前が付いたらしいのである。

太陽神に仕える霊魂集団は、一度もそんな話を聞いたことはなかった。

 

しかし、当時の人間達は神を恐れぬ無礼者ばかりだったらしい。

とうとう、天照大神を祭る神社というものが出来た。

天照大神が太陽神と無関係であれば、まだ良かったのであるが、天照大神は太陽の神という事になっていたらしい。

 

それ以降、日本の太陽信仰は小さくなっていくのである。

人々にとっての太陽神は神社の神になって行ったからである。

 

それでも素直に太陽を拝む人達はいた。

しかし、そうした人達の祈りの力はあまり強くなかった。昔ほどに真剣な祈りではなかったのであろう。

 

そして、日本における太陽神の時代が終了した。

 

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