3章 2 昔々の話Ⅱ

しかし、そんな日本もいつまでも同じではなかった。時の流れと共に、変化して行くのであった。

いつの頃からか、豪族達が勢力争いを始めていた。彼らは自分には神が味方に付いていると言っては、他の地域を奪おうとするのであった。

武器を手にした人達は、その威力で他を征服しようとした。

彼らの中に、「神の御意思が分かる。」と、言う者が現れた。

「神の御意思で他の地域を自分が支配するのが相応しい。」と、言い出したのである。

 

特定の誰かに神がかかり、神が意思を伝えると言うのであった。

これは、兵達には大きな力になった。他の地域と戦うのである。命懸けである。それが神様の御意思であれば、命をかけ得るからである。

 

いつしか日本の神は変わって行った。

神が人間に利用されたのである。

 

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