1章 2 世界中にあった太陽信仰Ⅱ

神霊は目に見えない。どこにいらっしゃるのかも分からない。

そうなると、どこに向かって祈れば良いのかすら分からない。

そんな時、古代の人達は太陽が目に入ったのであろう。

太陽はいつもこの世を照らしている。

この世にいる人間にとって、神霊は見えないが、太陽は見える。

どこに居ても見える。

太陽に神霊が来てくだされば、祈りが届くかもしれない。

 

古代の人達は霊的な感性があった。

現代の人とは違って難しい学問は知らない。

直感こそが頼りなのであった。

 

実は、人間という生命は、幽体という霊的な身体と、肉体が重なっているのであった。

更には、重なってはいないが、霊体という霊的身体も持っていた。

幽体や霊体は霊的次元の身体なので、肉体の脳と違って、神霊を求めるのであった。

世界中の太陽信仰の人達が、太陽に向かって強い思いを発する時、それは念となって太陽に向かって行った。

その思いを霊魂達が理解したのである。

 

人々の思いは神霊には届かなくても、霊魂には届いていた。

霊魂も幽体や身体を持っているからである。

信仰者の強い思いは幽体からの念となって飛んでいた。その為に、幽体の存在である霊魂には届き得たのである。

 

太陽信仰は霊魂との接点を作っていたのである。

 

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