Q
犬や猫の幽体について教えてください。
A
犬も猫も基本的には人間の幽体と同じです。
ですが、少し違う部分があります。
犬や猫は死ぬと幽質界に入ります。幽質界は物質がない世界ですから、物質の食べ物は不要になります。
ですから、人間と同じで、食べなくなります。
そうなりますと、時間が経つと、少しずつ臓器は消えていきます。
引力の影響を受けませんので、走るのに筋肉は要りません。念の力になります。
ですから、筋肉もなくなります。
そうなると、幽体は意識のみになり、意識の姿のようになります。
これは、人間と同じです。
肉体の脳がなくなりますので、脳に限定されなくなりますから、知性が上がります。
脳の仕組みによって、臭覚は強くても思考する力は限定されていました。
そうした限定がなくなりますから、人間に近い知性になるのです。
元々、幽質界にいた生命は脳がありませんから、人間以外の生命も知性がありました。
ところが、幽質界の生命にとって、動物の脳は本来の知性が発揮できない脳でした。
幽質界では知的な生命なのに、またこの世に生まれると犬や猫の脳で生きますので、新しくこの世に誕生した幽体にとっては、ストレスが溜まる生活になるのです。
犬や猫はこの世にいる時と、幽質界にいる時の意識の違いが、人間よりも大きいのです。
この世に生まれると、下等な生き物になってしまう感覚になります。
そうした犬や猫も物質の身体に表面意識が生じ、幽体にも表面意識が生じますから、幽質界での記憶を持つ意識は幽体の潜在意識になってしまいます。
そうした潜在意識を持つ幽体は、人間以上に低い幽気や念を嫌がります。
無意識的なレベルでストレスを感じてしまうようです。
Q
では、意識の深い部分がストレスを感じやすい生命なのですね。
A
そうです。

