Q
霊的に見た場合は、この世の政治をどう思われますか?
A
この世は人間が生きる世界です。
ですから、どのような仕組みで、どのように生きても自由です。
原則として、霊魂が口出しする事はありません。
Q
原則ですか?
A
そうです。本来はどんな仕組みであっても、人間が選択した結果であれば自由です。
ですが、何とかしたい、と思う霊魂もいます。
例えば、奴隷になっている人が、悲しみの涙を流して神に祈っている場合です。
霊魂としては、助けてあげたくなります。
更には、戦争で兵士でもない一般の人が殺されそうになっていたら、やはり、助けてあげたくなります。
霊魂も元はこの世に生きていた人間だからです。
Q
助ける事は出来ますか?
A
簡単ではありません。
霊魂は物質の身体を持っていませんから、何かしたいと思っても難しいのです。
物を掴む事も出来ないからです。
Q
では、政治には本来関わる立場ではないけれども、心配になるのですか。
A
そうです。なるべく苦悩する人が少ない社会を作って欲しいと思います。
Q
今の日本や世界を見てどう思いますか?
A
下の世界の霊魂達が喜ぶ社会になっています。
Q
どうしてですか?
A
過剰なまでの競争社会だからです。
競争社会では多数の念が出ます。
念が出ると、出された人の幽体が傷つきます。
そのままだと下の世界に入ってしまいます。
それではかわいそうです。