Q1
昔の人は神伝の法を知りません。
それでも、上の世界に入れた人はいたのですか?
A1
いました。
要は幽体の状態の問題です。
普通に生きていても、幽体が不調にならず、時々、幽体が栄養を取れていれば、下には行きません。
昔は今のように無神論者ばかりの時代ではありませんでした。信仰を持っていて当たり前の時代です。
神社にも高級とまではいかなくても、良好な幽気がある神社も多数あったそうです。
普通に神社に参拝していただけでも、それなりに良好な幽気は吸収し得たそうです。
ですから、よほど強い念を受けない限りは、上とまではいかなくても、下と呼ぶような世界に入る人は今ほど多くはなかったそうです。
Q2
現代は周囲に良好な幽気はないのですか?
A2
まず、ありません。
性質の低い幽気ばかりです。
何しろ、下の世界の霊魂が来ても、昔であれば、補助霊が防御したのですが、今は逆に補助霊を拒絶する人がいる時代です。
宗教も、神も、霊魂も、大嫌い、という人が大勢います。
そうした人は神や霊魂は弱い人間が縋るものだと思っています。
神を信じる人達に対して軽蔑的な念を出したりします。
これでは、上の世界の霊魂は近寄れません。
逆に、下の世界の霊魂は寄って来ます。
下の世界の霊魂の幽体から出た低い幽気が家の中に溜まっていくのです。
学校にも溜まります。職場にも溜まります。
こんな環境では、世の中は低い幽気だらけになってしまいます。
Q3
では、そうした低い幽気と接触しませんか?
A3
そのとおりです。
昔であれば、低い幽気はそれほど多くありませんでしたし、良好な幽気もありました。
今は霊的な環境が悪すぎます。
人々の幽体は低い幽気で穢れてしまいます。それなのに、栄養としての良好な幽気は吸収しません。
強い念を受けなくても、上の世界には向かえません。
Q4
では、どうすれば良いのですか?
高齢だったり、病気だったりして、神伝の法を習えない人もいます。
A4
高級な幽気をこの世に降ろすのです。
高級な幽気も、低い幽気も、元々は幽質界にあった幽気です。この世にはありませんでした。
それを霊魂達が運んできたのです。
ですから、上の世界の霊魂を呼ばなくてはならないのです。
Q5
それは、誰でもできますか?
A5
いいえ、できません。
この世の人間の幽体は穢れています。祈っても、何をしても、強い念は幽体から出るのですから、上の世界には届きません。
善悪は無関係ですし、心が綺麗でも思いは届きません。
Q6
では、どうすれば良いのですか?
A6
神伝の法です。
神伝の法を一定以上マスターした人であれば、幽体が成長していますから、上の世界の霊魂を呼ぶ事が可能です。
そうした人を中心として霊的な行事を行なえば、相応の幽気が降ります。
Q7
他に方法はありますか?
A7
ありません。
とにかく幽体の状態を良くしなければなりません。
その為には、幽体に栄養を与えて、活力を上げるしかありません。
自分で修行するのが基本ですが、どうしてもできない状況にある人は、霊的な儀式や集会などに参加し、高級な霊的空間に入る事によって、高級な幽気と接触するしかありません。
ただし、一回では無理です。
幽体はそれまで、低い幽気の影響を受けています。
少しずつ、その影響を小さくしないと、良い影響を受ける事はできません。
修行もしないで楽をするのですから、そんなに簡単にはいきません。
Q8
このままだと、現代人は、死後どうなりますか?
A8
未来は決まっていません。
先の事は推測でしかありません。
ですが、辛い思いをする人が多い事だけは確かだと思います。