Q1 霊媒は死後の世界を知り得るのですか?
A1 知り得ます。
霊媒も死後の世界には行きませんから、直接、見る事はできません。
ですが、死後の世界の住人である霊魂が教えてくれれば知る事ができます。
霊魂が霊媒の身体を使用して文字を書いたり、話したりしてくれれば、死後の世界の事も分かります。
Q2 霊視能力者と霊媒はどう違うのですか?
A2 簡単に言えば、霊視能力者は能動、霊媒は受動です。
霊視能力者は自分の知覚で霊魂を見たり、霊魂の声を聞こうとします。
霊媒は身体を霊魂に任せて、霊魂からの通信を得ようとします。
霊視能力者は自分の力、霊媒は霊魂の力が主体です。
Q3 霊視能力者が霊魂の声を聞いただけでは死後の世界は分からないのですか?
A3 普通は無理です。
霊魂の身体は幽体です。
ですが、霊視能力者の知覚は肉体の脳です。
霊的な意味での次元が違いますから、正確に知覚する事はできません。
正確に知覚できるという人もいますが、それは、本物の霊魂を見ているのではありません。
幻覚を見たり、自分の意識の奥の声を聞いたりしています。
自分の知覚で主体的に、霊的次元の異なる世界の声を正確に聞く事は無理です。
更に言えば、幽質の世界は物質の世界ではありませんから、音を発して、振動が相手に伝わる世界ではありません。
霊魂同士は言葉で自分の意思を伝えるわけではないのです。
そうなると、物質の肉体の耳で霊魂の声は聞こえません。
本当は、脳が聞こえたと思い込んでいるのです。
その為に、霊媒は霊魂の技術に任せているのです。霊魂が工夫して通信するしかないからです。
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