水波霊魂学Q&A 56 三途の川

 


 三途の川を渡ると死後の世界に入ると言われますが、本当ですか?


 嘘です。

 

 三途の川は存在しません。
 死にかけたけれども死なずに目覚めた人が、時々、三途の川を見た、とおっしゃるようです。
 ですが、それは、実在している川ではありません。

 

 人は完全に死ぬまでは肉体の脳を使用しています。
 ですから、死にそうになっても、結局、目覚めた人は、死後の世界の入口には行っていません。
 通常の場合は、人の脳が活動している状態では意識は幽体には移行しません。
 全く使えなくなると、幽体を使用して死後の世界へ旅立ちます。

 


 死にかけても戻った人が見た光景は脳が作った幻覚だとしても、それは別として、死後の世界に実際にある、という事はありませんか?


 ありません。

 

 物質の世界には三途の川はありませんから、三途の川があるとすれば、死後の世界の入口付近という事になります。
 つまり、水波霊魂学で言う幽質界の入口です。
 入口であっても、幽質界であれば、光景は固定されていません。
 幽質は人の念で変化しますから、光景は一定ではなく、常に変化しています。
 どこかの誰かが三途の川を念で作っても、別の誰かがすぐに消してしまいます。
 何百年経っても、いつも、そこに三途の川がある、という事は有り得ません。

 


 では、新しく作ることはできますか?


 無理です。

 

 死んだばかりの霊魂では上手に念を使えません。
 死んでしばらくは、夢を見ているような状態ですが、本当に目覚めた時には、すでに幽体に相応しい世界にいますから、入口にはいません。
 ですから、現実的には無理なのです。

 

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