Q
幽気について説明してください。
A
幽気は本来、幽質界にあった気です。
ですが、物質界に霊的な生命が下りました。ですから、物質界にも、物質界により近い性質の幽気が重なるがごとしに存在しているのでした。その結果として、物質界の生命の幽体の内部にも幽気が流れるようになったのです。
Q
人間の場合について教えてください。
A
人間がこの世に生まれると、幽体がこの世に下ります。
精子にも、卵子にも、小さな幽体の一部が重なっていますから、幽気があります。
それが受精卵になると、幽質界の幽体を引き寄せます。
幽質界の霊魂の幽体の一部が物質界の受精卵に重なります。
精子や卵子の幽体は幽体全体のごく一部にすぎません。意識ではありません。
一方、幽質界から来た幽体は幽気が流れている意識なのです。
ですから、新しい幽体が主役になります。
Q
分かりやすく説明してください。
A
肉体と重なっている幽体と、幽質界の幽体は違うのです。
幽質界の幽体は意識そのものだからです。
人間が死んで幽質界に入ると、幽体で生活します。その時点では内臓も筋肉もあります。肉体と重なっていたからです。
ですが、幽体は物質を食べません。ですから、内臓などは不要になるのです。
その上、地球の引力にも縛られませんから、足の筋肉も要りません。念の力で移動できるのです。手を使わなくても物を動かせます。
そうなると、意識に関わる部位しか要らなくなります。その結果、時間が経過すると、内臓などの器官は全て消失してしまうのです。
やがて、脳自体も消えてしまいます。
人間は元々幽質界にいて、物質の脳を使用していなくても意識を持っていました。ですから、脳すら要らないのです。
つまり、霊魂として長い時間が経つと、幽体は意識の姿になってしまうのです。
その意識の一部がこの世に生まれます。
新しく生まれた幽体は、幽質界にいる霊魂の意識をそのまま受け継いで、この世に誕生します。
ですから、お母さんのおなかの中に登場した幽体は、幽質界の幽気を持ったままなのです。
新しい生命である胎児は、新しい肉体を持ち、新しい脳を持ちます。その脳が意識活動をします。
幽体はその脳と重なるので、幽体の脳も誕生します。
幽体にも新しい意識が登場してしまい、幽質界にいた幽体の意識は潜在意識化してしまうのです。
胎児の肉体が成長して大きくなります。
同時に、幽体も大きくなります。
幽体は幽気を増やしたいと思います。ですが、幽質界ではありませんし、お母さんの肉体の中にいます。
そこで、今度はお母さんの幽体の中を流れている幽気を吸うのです。
赤ちゃんがこの世に生まれる頃には、幽体の中を流れている幽気はお母さんの幽気が大部分になっているのです。
その後しばらくはお母さんの幽気を吸おうとしますが、いずれ、自分で外部にある幽気を吸う事になるのです。
Q
では、この世に生きていると高級な幽気を吸う事はできないのですか?
A
普通はできません。
だからこそ、宗教があるのです。
高級な霊魂と接点が持てれば、上の世界の幽気を吸う事も可能になるのです。
Q
分かりました。